ホテルの取り組み

Fairmont Le Chateau Montebello(フェアモント ル シャトー モンテベロ)は、ロビーを除くホテル全域のすべての不必要な照明を消すことで、国際的なアースアワーの取り組みに参加しました。ロビーの照明は、ホテルで行われたサイクリングマシンによるスピニングエクササイズによって生じたエネルギーによって供給されました。お客様やスタッフは、暗闇と星空を楽しみながら、テラスでのデザートとたき火を堪能しました。

Fairmont The Norfolk(フェアモント ザ ノーフォーク) ケニア   

Fairmont The Norfolk(フェアモント ザ ノーフォーク)は、スタッフに大幅な行動上の変化を促すことで、ホテルのエネルギー消費量を削減する取り組みを行っています。当ホテルの従業員は、ルームチェックの間、誰もいないオフィスにて、およびバンケットルームが使われていない場合に不必要な照明を必ず消すようにしています。温度自動調節器は正しい目盛りを維持するように毎日点検されます。また、毎日のランドリーの稼動にも変更を実施し、それによってホテルの総電力費が13%低くなることが分かりました。

フェアモント運営ホテル、The Savoy(ザ サボイ)  

持続可能な解決策と二酸化炭素削減戦略に大幅に投資することにより、The Savoy(ザ サボイ)の二酸化炭素排出量を著しく永久的に削減。長期的には年間3,000トンの二酸化炭素削減、少なくとも30%のエネルギー消費削減となります。これらの解決策には、冷暖房システムの高効率タイプとの交換およびインテリジェントエネルギー生成制御装置の導入を含みます。熱装置と動力装置を組み合わせることで、ホテルのエネルギーグリッドへの依存を約50%軽減することができます。さらに、キッチンにある電化製品から出る熱は再利用され、ホテル内の温水を余熱するのに活用されています。自動エネルギー管理システムには、スマート計測と24時間エネルギー消費監視が含まれます。すべての客室およびスイートに設置されたスマートゲストルーム温度自動調節器は、照明と室温を調節するように設計されており、室内の温度調節に自然換気を利用します。当ホテルはまた、可能な限り、低エネルギー照明システムを採用しております。

Fairmont Mayakoba(フェアモント マヤコバ)  

2013年より、Fairmont Mayakobaではすべての客室のテレビをLEDテレビに変更し、12,780球のLED電球を取り付けてきました。Fairmont Mayakobaのスタッフは、未使用時に冷却装置、冷却塔またはエアハンドリングユニットなどの主要機器の電源を切ったり、または稼働中の電力設定を低くしてエネルギー需要を減らすように努めています。さらに、スタッフは、ホテルが満室でない時には、空室のエリアを閉鎖することができるように配慮しながら客室の予約を受け付けます。ホテル内で閉鎖されたエリアでは、廊下の照明は消され、エアコンの電源も切られ、温水の生成も最小限に抑えられます。したがって、ホテル全体のエネルギー需要が減ります。 

Fairmont Chateau Lake Louise(フェアモント シャトー レイク ルイーズ) カナダ、アルバータ州  

The Fairmont Chateau Lake Louise(ザ フェアモント シャトー レイク ルイーズ)は、1999年よりカナダ政府のエコロゴ認証を受けたカナダ水力発電開発会社との合意を通じて、グリーン電力を購入しています。現在、同ホテルの必要電力の50パーセントを風力発電と河川の水流を利用した発電でまかなっています。グリーン電力は、環境への影響を最小限に抑え、従来の発電方法に比べ温室効果ガスの排出が少ないのが特徴です。

Fairmont Waterfront(フェアモント ウォーターフロント) カナダ、バンクーバー  

同ホテルは熱回収システムを導入し、施設内の温水タンクから排出される凝縮熱を回収して上水道水の予熱に利用しています。この処理により、年間およそ305,380kWh(1,100GJ)の節電となります。これはカナダの一般的な大きさの住宅約7軒に供給できる電力に相当します。

Fairmont Winnipeg(フェアモント ウィニペグ) カナダ、マニトバ州  

2007年、The Fairmont Winnipeg(ザ フェアモント ウィニペグ)はホテルの照明すべてを省エネルギー型のオプションに交換しました。マニトバ ハイドロによると、交換により年間882,000kWhを超える節電となる見込みで、これは一般的な住宅327軒分の必要電力に相当します。年間でおよそ44,000ドルのコストを削減できます。同ホテルにおいて60と100W電球の交換が完了した結果、電球1,314個が廃棄されずに健康科学センターへ寄付されました。

Fairmont Waterfront(フェアモント ウォーターフロント) カナダ、バンクーバー  

2014年、The Fairmont Waterfront(ザ フェアモント ウォーターフロント)はホテルのトイレを改良し、1年間につき644万リットルの水の節約を実現しました当ホテルは、すべてのトイレを新しい節水型水洗トイレと交換しました。

Fairmont Royal York(フェアモント ロイヤル ヨーク) カナダ、トロント  

トロント市では、節水を実行した産業、商業、企業セクターに奨励金を支給するICI節水プログラムを施行しています。2005年、フェアモントは商業用の硬水軟化装置を導入しました。導入により、水の使用を洗濯1回につき洗いとすすぎを各1度ずつに減らすことができ、1日当たり476,000リットルの節水が可能となりました。これは、500軒分の住宅の水供給量に相当します。

Fairmont Dubai(フェアモント ドバイ)  

蛇口エアレーターはすでにホテル全体に導入しており、これにより現在の水使用量の30%から35%を削減できます。ホテル全体の水の総使用量は、年間で推定3,000万リットルです。ホテル内の全3200個の蛇口へ節水機器を設置したことで、年間でおよそ1,000万リットルの削減が見込まれます。

Fairmont Southampton(フェアモント サザンプトン)  

The Fairmont Southampton(FSH)(ザ フェアモント サザンプトン)の淡水と排水に関する環境保護プログラムは、ユニークで自立的な取り組みです。年間降水量が1,200mmを超える自然特性を活かし、雨水の回収システムを整え、ホテル敷地内の地下に雨水貯留タンクを設置しています。同ホテルでは、容量379万リットルの雨水貯留タンクで冬季およびローシーズンの大部分の水をまかなっています。ハイシーズンや雨不足の時に、ゲストルームや施設内で必要な水量を追加供給する逆浸透法プラントも備えています。

逆浸透法プラントは、海水を脱塩して週あたり950,000リットルの水を供給できます。この淡水は貯留雨水と組み合わせて利用されます。そして、全ゲストルーム、キッチン、プール、ホテルの各施設からの排水は、排水管を通って施設内の排水処理施設へと送られます。

フェアモント運営ホテル、The Savoy(ザ サボイ)  

The Savoy(ザ サボイ)の廃棄物管理プログラムにおける開発および改善を通して、当ホテルは埋立地行きの全廃棄物の100%転換という目標を達成しました。The Savoyは廃棄物請負業者と連携し、廃棄物のリサイクルを責任を持って確実に行っています。キャンドル、コルク、眼鏡、切手などのより変わったリサイクル可能な品々を収集するために、社内でさまざまな計画が導入されています。古いコンピューターや台所用品さえも、地域コミュニティのプログラムや海外の慈善活動に寄付されています。

The Savoyの食品廃棄物はすべて、再生可能エネルギーや栄養分に富んだバイオ肥料として、さらに当ホテルの二酸化炭素削減戦略の不可欠な部分である持続可能な解決策、CHPおよび嫌気性消化プロセスを組み合わせることによって、リサイクルされています。The Savoyは、パートナーと連携しながら、ホテルのすべての有機性廃棄物が埋立地に送られることなく有益な方法で再利用されることを保証しています。リサイクルによって生成されるエネルギーは、約20%のゲストルームの照明に十分な電力を供給することができると推測されています。

Fairmont Makati, Philippines(フェアモント マカティ、フィリピン)   

2013年9月現在、Fairmont Makati(フェアモント マカティ)はリサイクルできないプラスチック包装の使用を中止し、リサイクル可能な包装材へと移行しました。Fairmont Makatiは、埋立地行きの廃棄物量の削減に尽力しており、ボール紙製の包装材、紙、または環境に優しい生分解性プラスチック容器を使用しています。

Fairmont Jasper Park Lodge(フェアモント ジャスパー パークロッジ)  

40軒を超えるフェアモント ホテルが現在、使用済みの食用油や廃油を寄付、販売、またはバイオディーゼルへと転換しています。The Fairmont Jasper Park Lodge(ザ フェアモント ジャスパー パークロッジ)は、家族経営の有機農場と提携を結びました。当ホテルは、農場のバイオディーゼル機器に動力を供給するためにキッチンから出る廃油を支給しています。1週間に約230~380リットルの廃油が提携農場に供給され、農場からはThe Fairmont Jasper Park Lodgeで使うすべての有機野菜が供給されます。

Chateau Whistler(シャトー ウィスラー)のオーデュボン認定ゴルフコースでのコウモリホテルプロジェクト  

Fairmont Chateau Whistler(フェアモント シャトー ウィスラー)は、そのゴルフコースにコウモリ用ホテルを設置し、コース上でコウモリにとって暖かく安全な場所を提供することで、コウモリ、コミュニティ、農家、庭師、生態系への総合的な利益を実現しています。以前、Chateau Whistlerは同コースで、熊がゴルファーたちにばったり出会わずに通れる通路を作りました。人工の沼地は、定住するビーバーのすみかとなっています。さらに、切った木の枝を積み上げてコヨーテやその他の捕食動物を引き寄せる「うさぎの家」を作り、ゴルフコースの生物多様性を豊かなものにしています。

コウモリホテルはコウモリにすみかを提供し、そのお返しにコウモリがたくさんの昆虫を食べてくれることになります。コウモリは人間の家の代わりにコウモリホテルに住むことになり、結果として人間がコウモリと接する可能性が低くなります。コウモリの数は著しく減少しており(特に「白い鼻症候群」により)、コウモリにすみかを提供することによって安全な生息環境を確保しています。

Fairmont Peace Hotel(フェアモント ピース ホテル)- ミリオンツリープロジェクト  

Fairmont Peace Hotel(フェアモント ピース ホテル)は、ルーツ&シューツの「ミリオンツリープロジェクト」の企業スポンサーとして貢献:「フェアモントの森」という名の内モンゴルの地で2,000本の木を植えました。

ルーツ&シューツのミリオンツリープロジェクトでは、個人や組織に、かつては緑豊かであったのに今では急速に広がる砂漠となってしまった土地に植林することで、環境へのプラスの影響を高めるよう促しています。Fairmont Peace Hotelは、現在「フェアモントの森」と呼ばれるエリアに2,000本の木を植えました。従業員は、植林段階だけでなく、10年間にわたってホテルが責任を持って行う木のメンテナンスにも参加します。

Fairmont Peace Hotelはまた、「グリーニング アット ピース」パッケージも開始。お客様に環境に優しいご旅行をお届けし、環境へのプラスの影響を実現する機会をご提供しております。「グリーニング アット ピース」パッケージでご滞在のそれぞれのお客様を対象に、Fairmont Peace Hotelがお客様の代理として10本の木を寄付し、植林および10年間の木のメンテナンスも行います。

Fairmont Peace Hotelは、地元在住者をホテル舞台裏ツアーに招待し、当ホテルがさまざまな地元および国際パートナーとともにどのようにして環境に配慮した活動を毎日の運営に組み入れているかをご案内します。上海のルーツ&シューツが、そのプロジェクトおよびFairmont Peace Hotel(フェアモント ピース ホテル)との共同プロジェクトを紹介するプレゼンテーションを行いました。出席者は、プロジェクトに関してより多くの詳細を学ぶように勧められました。