ハンブルクの街並みは、5つの中央教会の塔が景観の主役となっており、どれも至近距離で一見する価値があります。当地ではミシェルと称される聖ミヒャエリス教会は、5つの教会の中では最も新しいものでありながら、この街有数のランドマークともなっています。また、その塔は、ハンブルク港に入港する船舶が目印とする塔でもあります。聖ニコライ教会は、わずか20年の間世界で最も高い建造物でしたが、悲しいことに現在では記念碑的な廃墟となっています。聖ペトリ教会はハンブルクで最も古く、聖ヤコビ教会には、保存状態がとても良好な世界最大のバロックオルガンがあります。また、聖カタリーネン教会は船乗りのための教会で、その塔の頂点を飾る金の飾りは、海賊クラウス・シュテルテベーカーの財宝を溶かして作られたと言い伝えられています。また言うまでもなく、ハンブルクの聖公会も、英国国外における最古の英国国教会の一つ、1838年に建造された美しい聖トマス・ベケット教会を保有しています。
「ハンブルクの街並みは、5つの中央教会の塔が景観の主役となっています」