ハーゲンベック動物園はドイツ最大の私設動物園です。1848年に6頭のアザラシから始まった動物園は、今では1,850頭を超える動物を飼育するほか、熱帯水族館には14,300匹もの生き物を展示しています。現在では世界中の多くの動物園が採用している無柵放養式展示を最初に始めたのがここで、かつてのハーゲンベックサーカスでは、同時期に管理調教方式も考案しました。ゾウの施設や北極海に見立てた展示、アフリカのパノラマはどれもユニークです。幸いにもハンブルクでは大変まれなことですが、悪天候の場合は熱帯水族館の見学をおすすめします。または、お天気に合わせて、ドイツで唯一セイウチが暮らす「北極海」の見学をどうぞ。動物たちの美しい棲み処で、私どもコンシェルジュの制服のモデルにもなった可愛らしいペンギンたちの姿にも癒やされることでしょう。